SERVICE着色加工
原料メーカーでは対応しきれない多品種・少ロットものの原料着色にお困りではありませんか?
いま消費者のニーズはめまぐるしく変化し、かつ多様化しています。成形加工業界が、それらのニーズを的確に捉え対応していくためには、必然的に多品種少ロット生産にも対応していかなければなりません。しかし、原料メーカーは成形加工会社ごとの細かな要求に対し、すべて満足のいく対応はしきれていないのが現状です。
そこで、弊社が原料メーカーでは対応しきれない少ロット着色加工のお手伝いをさせていただきます。
弊社では、創業当時より徹底した色管理を行い、メーカー着色加工と比べても遜色の無い品質をお届けいたします。(ただし、ラメやパールは取り扱い出来ません)
着色加工の流れ
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まずは、再現する色見本とベース材を手配していただきます。色見本は出来るだけ平面部分が多いものをご用意ください。PANTONEなどの色番号でも対応可能です。ベース材は調色用に約10㎏ご用意ください。
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お客様からお預かりした色見本を基にその樹脂に適した染顔料を選定し、限りなく近い色を再現します。
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色差計を用い、色見本と同等の色が再現出来るまでカラープレートを作成します。色が決まればそれを標準色とし、許容範囲内で明るさの上限・下限のカラープレートを作成します。
作成した3種類のカラープレートをご確認いただき、お客様から色承認をいただきます。
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原料はお客様から無償支給していただきます。弊社宛に直接お持込みいただいても、路線便などを使って送っていただいても結構です。
(弊社でも原料手配は可能ですが、納期・原料仕入単価などご希望に添えない場合がございます) -
原料と染顔料をタンブラーへ投入し、染顔料がロット全体に行き渡るよう一定時間混合して均一な状態にします。
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染顔料を混合した原料のうち数kg程度を押出テスト加工し、カラーペレットにして再度色確認のためカラープレートを作成します。
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これは押出機で加熱溶融したことで、調色時に色確認をしたカラープレートと色の違いがないかを目視や色差計を使用して確認します。
ここで色の違いがあれば再調色し微調整を行います。特に問題が無ければ量産に入ります。 -
均一に染顔料と混合した原料を押出機で加熱溶融し、練り込みます。
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カラーペレットを計量し、袋詰めします。
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出来上がったカラーペレットは、路線便にてお客様のご希望の納期・場所へお届けします。
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一度ご依頼いただいた内容は、弊社のデータベースに登録しますので、必要に応じ繰り返しご注文いただけます。