UL(アンダーライターズ・ラボラトリーズ・インク)規格について

ダイケン化成株式会社
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UL(アンダーライターズ・ラボラトリーズ・インク)規格について

 現在ULは、電気製品、防火機器、建設・建築材料、海洋製品など、多岐にわたる安全規格を制定しています。なかでも、一般消費者に最も親しまれ、テレビ、オーディオ、コンピュータなどの家庭製品や、電源コード、一般用スイッチなどの産業用製品などの最終製品を対象としているのがリスティング・サービス(Listing Service)です。

 

ULマーク

 

 

 それに対し、スイッチ、電源ユニット、機器配線、プラスチックパーツなど、部品・材料を対象としたものがレコグニション・サービス(Recognition Service)で、大半はメーカーで最終製品に組み込まれるため、一般消費者にはなじみの薄いものです。

レコグナイズドコンポーネント・マークパソコン内部

 

 われわれプラスチック業界は、これらと密接に係わっており、特に精密部品メーカー及びその成形会社、原料加工会社などはUL安全規格に基づく試験を受け、会社及び製品がその要求事項に適合していると認証されると認証登録が行なわれ、レコグナイズドコンポーネント・ディレクトリー(イエローブック)に記載されます。

UL Japanのサイトはこちら

 

再生材の使用について

レコグドナイズドコンポーネント・ディレクトリ(イエローブック) UL746Dプログラムでは、汚染していない製品またはスプルーやランナーのようなスクラップで、成形業者自身の工場で使用するために破砕したり、粒状化したりして再生したものをリグラインドと定義し、リグラインドまたは再生リグラインド材料で、押出してペレット状にするか、またはその他の適当な処理により、再使用のために加工したものを再加工(リプロセス)プラスチックと定義しています。
 それらは、再生比率が指定されたものを除いて、最大25%まで材料への混合が認められており、つまり、その範囲内であれば、再生材を使用してもULの認定ランクが適用されます。 さらに別途調査を行い、指定の部品の性能が低下していないことが認められれば25% 以上の使用も可能です。
また、規格の要求事項に規定したものと矛盾した材料を使用したり、矛盾した構造をもった製品は、原則としてこの規格に適合していると判断されないが、それらを使用しても要求事項の意図に従って検査し、試験してこの規格の意図に合致していれば、この規格に適合していると判定できる、とされています。

  ただし、再生材の使用については、その他いろいろな制限があります。一度お問い合わせください。

 

弊社からのご提案

 弊社では、基本的にはお客様から粉砕材を無償でお預かりし、リペレット加工してお返しする業態を執っておりますので、UL規格が定義する再生材から外れる恐れがあります。

 そこで、お客様が現在使用されている原料の再生材、または新規でUL認証を受けられる案件の原料の再生材として、UL規格認証登録のお手伝いをさせていただきます。

 発生した粉砕材は、お客様から支給していただくのではなく、弊社が買取しリペレット加工して正規の再生原料としてお客様に販売させていただきます。

 

 

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