現在ULは、電気製品、防火機器、建設・建築材料、海洋製品など、多岐にわたる安全規格を制定しています。なかでも、一般消費者に最も親しまれ、テレビ、オーディオ、コンピュータなどの家庭製品や、電源コード、一般用スイッチなどの産業用製品などの最終製品を対象としているのがリスティング・サービス(Listing Service)です。
それに対し、スイッチ、電源ユニット、機器配線、プラスチックパーツなど、部品・材料を対象としたものがレコグニション・サービス(Recognition Service)で、大半はメーカーで最終製品に組み込まれるため、一般消費者にはなじみの薄いものです。
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われわれプラスチック業界は、これらと密接に係わっており、特に精密部品メーカー及びその成形会社、原料加工会社などはUL安全規格に基づく試験を受け、会社及び製品がその要求事項に適合していると認証されると認証登録が行なわれ、レコグナイズドコンポーネント・ディレクトリー(イエローブック)に記載されます。 |
UL746Dプログラムでは、汚染していない製品またはスプルーやランナーのようなスクラップで、成形業者自身の工場で使用するために破砕したり、粒状化したりして再生したものをリグラインドと定義し、リグラインドまたは再生リグラインド材料で、押出してペレット状にするか、またはその他の適当な処理により、再使用のために加工したものを再加工(リプロセス)プラスチックと定義しています。 |
弊社では、基本的にはお客様から粉砕材を無償でお預かりし、リペレット加工してお返しする業態を執っておりますので、UL規格が定義する再生材から外れる恐れがあります。 そこで、お客様が現在使用されている原料の再生材、または新規でUL認証を受けられる案件の原料の再生材として、UL規格認証登録のお手伝いをさせていただきます。発生した粉砕材は、お客様から支給していただくのではなく、弊社が買取しリペレット加工して正規の再生原料としてお客様に販売させていただきます。 |