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ダイケン化成NEWS

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2009年5月
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2009年5月14日(木) <日経ニュース>  「主要相場 マンスリー」(4週に1回)

(東京、一般標準タイプ、需要家渡し、1kg、90~150日手形)

高密度PE(粒状、一般フィルム用)  177-183円
低密度PE(〃、〃)            187-193円
  〃  (〃、その他用)         202-208円
PP   (〃、雑貨向け)         178-195円
GPPS (〃、〃)              150-170円
HIPS (〃、〃)              165-185円
ABS  (〃、成型用)          220-240円
PA6  (〃、〃)              320-350円
PA66 (〃、〃)              330-360円
POM  (〃、〃)             255-290円
PC   (〃、〃)             320-370円
PBT  (〃、〃)             400-600円
GPET (〃、〃)             400-440円

2009年5月14日(木)日本経済新聞より

2009年5月15日(金) <日経ニュース> 素材・原料輸出 回復の兆し

昨秋から急減していた日本からの産業素材・原料の輸出に回復の兆しが出てきた。食品包装材などに使う合成樹脂は中国向けが好調で3月の輸出量が急増し、再生資源の鉄スクラップや古紙は過去最高を更新。4月も総じて高水準を維持した。中国の需要回復が輸出に好影響を及ぼし始めている。ただ、中国以外の低迷もあり本格的回復には時間が掛かりそうだ。
輸出の伸びが特に目立つのが合成樹脂。3月の輸出量は包装材に使う低密度ポリエチレンが前年同月比2.2倍の44,000トンと、過去10年間で最高だった。自動車部品に使うポリプロピレンも同74%増えた。「4月もポリエチレンの一部品種の輸出は高水準だった」(三井化学グループ)という。ポリプロピレンと低密度ポリエチレンの輸出価格は3月末比で19%高い。
自動車や家電製品など耐久消費財の輸出は減少に歯止めがかかった程度だが、素材・原料は中国の需要拡大で回復基調が強い。合成樹脂など中国向けの輸出比率が高い素材の伸びが目立つ。
(中略)
大和総研の渡辺浩志エコノミストは「素材輸出の低迷は1、2月で底を打った。4月も3月を上回る水準で推移するだろう」と予測する。
(中略)
為替が再び円高・ドル安に振れつつあるだけに、今後の輸出が伸び悩む可能性もある。

2009年5月15日(金)日本経済新聞より

2009年5月20日(水) <日経ニュース> 合成樹脂、一段と安く 国内価格

ポリエチレンなど合成樹脂の国内価格が一段安となった。取引の基準になる国産ナフサ(粗製ガソリン)価格が急落したことを反映した。一ヶ月前からの下げ幅は20-31%に上る。
中略
食品包装に使う低密度ポリエチレンも42円(22%)安の同148円、包装フィルムに使うポリプピレンも40円(21%)安い146.5円。食品トレーになるポリスチレンも49円(31%)安の111円となった。
1-3月期の国産ナフサ価格は原油安を映して1kgリットル27,000円と前期(2008年10-12月)比25,000円(48%)急落した。原料ナフサ安を理由に需要家各社はメーカーに合成樹脂価格の引き下げを求め、メーカーが相次いで応じた。3月ごろには先取りして取引価格を引き下げる動きも出ていた。
ただ、最近の原油高を受けて国産ナフサは4-6月期に34,000円程度まで反発する見通しだ。「7月以降は合成樹脂は強基調に転じる」(大手フィルムメーカー)との見方がメーカーと需要家の双方から出ている。

2009年5月20日(水)日本経済新聞より

2009年5月27日(水) <日経ニュース> 三菱化学、ナイロン撤退 (3年後メド製造設備停止)

三菱化学は自動車部品や繊維原料として使うナイロン事業から撤退する方針を固めた。3年後をめどに黒崎事業所(北九州市)でナイロン樹脂と同原料の製造設備を停止する見通し。製品と原料を合わせた売上高は250億円程度とみられる。不採算事業から撤退し、太陽電池向け新素材などの成長分野に経営資源を集中する。
ナイロン樹脂は自動車のエンジン回りの部品、電子部品のコネクター、食品用フィルム、カーペットなど幅広く使われる素材。国際的な競争が激化する一方、景気減速に伴い世界的に供給過剰となっている。
三菱化学は自社で生産したナイロン樹脂を三菱ガス化学との折半出資会社である三菱エンジニアリングプラスチックス(東京・中央)で販売していたが、三菱化学の設備稼働率は70%程度に落ち、赤字に陥っていた。
同社のナイロン樹脂の年産能力は30,000トン、「カプロラクタム」と呼ばれる原料の年産能力は60,000トン。生産能力ベースの国内シェアは製品が約20%で、原料が11%。
需要低迷を受け収益の回復が見込めないとして、2009年3月期決算でナイロン樹脂とカプロラクタムの製造設備に関して27億円の減損損失を計上している。
三菱化学はABS樹脂、ポリエステル繊維原料の国内生産、塩化ビニール樹脂からの撤退を決めるなど、昨年末から事業の選択と集中を加速している。

2009年5月27日(水)日本経済新聞より

2009年5月30日(土) <日経ニュース> 三菱化学 高機能樹脂を買収 (オランダ社から)

三菱化学は29日、オランダの化学大手DSMから自動車部品に使う高機能樹脂事業を買収すると発表した。事業交換の形でナイロン樹脂の販売事業はDSMに譲渡する。合わせてナイロン原料などの樹脂原料ニ種からは撤退する。三菱化学は伝統的な石油化学事業の「選択と集中」を進めている。不採算部門の再編を進め、競争力の高い機能製品などに事業を絞り込む。

ナイロン原料から造る高機能樹脂の販売事業は年内にもDSMに譲渡し、替わりに自動車部品などに使うポリカーボネート樹脂の販売事業を同社から取得する。
両事業の規模はそれぞれ約120億円。相互に顧客を引き継ぎ、得意分野に経営資源を集中する。三菱化学はベルギーにあるDSMの工場にポリカーボネートの生産を委託、DSMは三菱化学にナイロン樹脂の日本での生産を委託する。
撤退するのは食品用フィルムや自動車部品、合成繊維などに幅広く使われるナイロン樹脂の原料と家電などに使う汎用樹脂のポリスチレンの原料。両事業を合わせた売上高は約610億円。
ナイロン原料は2010年3月に黒崎事業所(北九州)と水島事業所(岡山県倉敷市)で関連する生産設備を停止。ポリスチレン原料は11年3月に鹿島事業所(茨城県神栖市)で設備を停止する。記者会見した石塚常務執行役員は撤退する製品について「アジアへの輸出が難しくなってきたため」と語った。
撤退に伴う費用は約40億円。うち27億円は2009年3月期に減損損失として計上済み。
三菱化学は家電などに使うABS樹脂、ポリエステル繊維原料の国内生産、塩化ビニール樹脂など石油化学製品の再編に着手している。一連の製品絞り込みにより、石油化学コンビナートの化学製品の基礎原料となるエチレンの余剰感が強まる見通し。エチレンについては旭化成と岡山県の水島コンビナート(倉敷市)で事業統合する方針を固めている。

2009年5月30日(土)日本経済新聞より



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